IREMの沿革
不動産管理協会の創設は、1933年、米国における大恐慌の時期でした。数千件もの家賃収入のある不動産の抵当権が償却され、こうした建物を運営する有能な管理者が不足していました。この問題を緩和するため、一団の人々が集まって業界の倫理規定および業務基準を定める組織を設立したのです。こうして不動産管理協会が形成され、当初は100の不動産管理会社で構成されていました。これが、資格原則を決定するために不動産管理者たちが踏み出した第一歩でした。
1938年に、協会はより高い業務基準を求めるニーズに対処するために、公認不動産管理士 (CPM)の称号を設けました。IREM会員は認定資格を、会社としてではなく個人のみを対象とすることにしました。それゆえIREMは、会員を個人に制限した真にプロフェッショナルな協会として展開したのです。CPMの称号は今では業界で最高峰の資格と見なされており、倫理、業務経験および教育の領域での最高水準を表します。
協会はまた、不動産を管理する会社を認定するニーズを認識し、1945年に、企業が認定管理組織 (AMO)の資格を承認されるよう、業務基準を設けました。清廉、教育、および財政安定性において協会の基準に見合うことのほかに、AMO認定を達成するためには、会社は重役の地位に少なくとも1名のCPM会員を雇わなければなりません。
認定住宅管理士 (ARM)の資格の始まりは、米国住宅・都市開発省がよく訓練された住宅不動産管理者の深刻な不足に気づいた1969年に遡ります。この不足に対処するために、協会は1972年に、管理者を実地に研修する特別教育プログラムを開発しました。1975年までに、このプログラムはARM資格に発展し、現在では業界で最も権威ある住宅地管理者のための資格の1つと見なされています。
2002年に、協会は準会員プログラムを開始し、IREMコミュニティーへの即時加入を可能にしました。それまで、準会員は米国内の専門家のみに与えられるものでした。